森林学コースのページ

島根大学農林生産学科森林学コースのページです

意味がわかるとなかなか怖いお話

これは1ヶ月くらい前の話。 以前、「キョウチクトウ」について書かれたブログ回がありましたが、そのキョウチクトウが見事満開に咲いておりました。 あまりに見事な咲きっぷりだったので思わずスマホでカシャリ。そして、しみじみと思ったのです。 こんなに…

山林に行ったらマダニに注意

つい先日。米先生が学生さんと三瓶演習林へ調査に行った翌日のこと。先生から「病院に寄ってから出勤します」とのline連絡が。そして、その後に届いたのが、こちらの写真。なんぞ、これは?2mm程度の黒い点で、先生曰く「ほくろかと思った」。いやいや、…

昨今のヘルメット事情

みんな見事な「へそ天」ぶりです テーブルの上にズラリと並んでいるのは実習時に学生さんたちが装着するヘルメット。よほどの理由がない限り実習時はヘルメットの装着が義務付けられています。 さて、このヘルメット。なぜにみんな上向きになっているか。そ…

キャンパス内を巡る授業

高橋先生の「林業技術実習1」。毎年、面白いことをしています。それは、高橋先生の説明を聞きながらキャンパス内を散策し、その説明を元に、それぞれが植物図鑑を作るのです。そんな授業を、ちょっとだけのぞき見です。 スマホで写真、メモ帳にイラストで授…

2023年度の学部案内ができました!

みんな森林学コースですが、撮影先は森林ではなく田圃でしたついに来ました、2023学部案内。今回表紙飾るのは、笑顔がまぶしいこの4人。何を隠そう、森林学コースの学生さんたちなのです。 みなさんとても穏やかな方ばかりですが実習や調査ではヘルメットを…

おいしいものみっけ

どこにあるかは、内緒です生物資源3号館の横にぶどう棚があります。ぶどうの品種はカベルネ・ソーヴィニョン。お酒好きにはおなじみのこのぶどう、ワインには欠かせない品種です。なんと、食べても美味しいのだとか。毎日、ぶどう棚の横を通るたびちょっと…

一年生の演習林実習

5月21日(土)に行われた三瓶演習林(大田市)での実習は、一年生が対象。4つのグループに分かれて、作業を一日がかりで体験する形で行われました。実習内容は「枝打ち」「集材」「伐倒」「ドローン計測」の4つ。それぞれの作業場所に移動して、実際に…

5月の実習風景

5月11日(水)に行われた森林学コースの実習。三瓶山のふもとにある島根大学三瓶演習林で3年生を対象に行われました。久々のフィールドワーク。学生さんたちも先生方も多いに盛り上がりました。前日までの雨天予報に、雨女で有名な高橋先生も気をもんでいま…

だれもすなる ぶろぐ といふものを、このさいだからしてみむとてするなり。

生物資源科学部農林生産学科・森林学コースに最近居付いた「ちみ」です。生物資源2号館5階をうろちょろしています。たまに4階の演習林事務局あたりにもうろついてます。 先生や学生さんたちの日々の様子や、ゼミや実習、授業の一コマ。先生方から聞いた森…

森林学コースの紹介

森林の意義 日本は国土の約68%が森林に覆われた世界有数の森林国です。森林は生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、保健休養の場の提供などの多面的機能を有しており、私たちの生活と深くかかわっています。 森林学コースとは 私達の暮らしに欠…

森林学コースの教員紹介

教員紹介と研究分野 教員紹介と研究分野 吉村哲彦 教授 髙橋絵里奈 准教授 米 康充 准教授 吉村哲彦 教授 林業機械と木材生産システム 森林におけるGPS利用 森林でのアウトドア活動 放置竹林の活用 forestsu.hatenablog.com 吉村教授のホームページ forestgp…

日本林業はなぜ発展しないのか?

日本の林業はなぜ発展しないのでしょうか? 最先端の技術が投入されたヨーロッパの林業は、環境に優しい素材やエネルギーを持続的に供給する成長産業です。なぜ日本の林業はヨーロッパのように発展できないのでしょうか?それは、日本林業の生産手段に技術革…

人工林は間伐が大事です!

間伐の基準って何だろう? 私は奈良県の吉野林業地に始めて行った時に、美しいスギ・ヒノキの人工林と間伐選木の熟練技術者だった垤忠一さんに出会いました。垤さんに「間伐選木の基準って何ですか?」と尋ねたのですが、「長年の経験と勘ですなぁ~。」と言…

鷹の目線から森を観るリモートセンシング

米 康充 准教授 森林を観るのは大変! 研究のきっかけは、森林がどのように成長してどのように変化していくのか知りたかったことです。そこで森林調査を始めたのですが、1 本1 本の木を測っていても、途方もなく広がる森林を調査しつくすことはできませんで…